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暑い夏にも温かいお茶を

暑い時期は熱中症予防にも水分補給はかかせませんし、冷たい飲み物を飲むことが多くなりますね。

いくらお茶好きとはいえ暑い中、熱々のお茶を飲むのはさすがに辛いものですが、夏場でも冷房の効いた部屋や、涼しい朝の時間に温かいお茶を飲んでみると湯船につかったようにホッとします。

現代は冷蔵庫で冷えた飲み物がいつでも飲めますが、意外にも冷蔵庫の普及からはまだ100年も経っていません。

家庭にクーラーが普及し始めたのもそれこそ冷蔵庫よりも後になります。

人の身体はいくら暑いとはいえ、クーラーの涼しさや、冷蔵庫で冷やした冷たい物を食べて飲むことに対応しきれていないそうです。

体内に冷えが蓄積され、さまざまな体調不調の原因にもなるとか。

冬場のように冷えを感じなくても、身体には知らず知らずのうちに冷えが蓄積されてしまいます。

夏場でも熱湯ではなく80℃位に冷ましたお茶は、飲みやすく感じます。

子どもの頃は「冷たい物ばかり飲んでいてはだめ」そう声をけられていたものです。

今は何でもありの時代ですが,ひと昔前は「あれはダメ、これはダメ」とよく言われたものです。

それは、先人の大切な教えであったと今は思います。

夏場は旨みの強いお茶よりも、あっさりとした番茶やほうじ茶を薄めにいれて飲むとスッキリします。

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冷茶でも美味しいお茶

冷茶=冷たいお茶。冷たくする方法は基本的には自由です。

冬場に飲み残したお茶を、水出しにしたり、冷茶にして飲んでみるのもまた日本茶の楽しみでもあります。

水出し

500~1000mlのを作るには、10g~20gの茶葉を必要とします。

全てのお茶が温かいお茶で美味しい=冷茶でもおいしいとはいかないのが、日本茶のおもしろいところでもあります。

水出しにする方が、美味しく感じるお茶もあります。

逆に水出しにすると好みの味わいでも、温かいお茶では好みではないこともあります。

日本茶を冷たくして飲む。それは、温かいいお茶をいれることより、実は奥が深いのです。

ロック式

なんとも洒落た言い方ですが、いつもより濃くいれたお茶をたくさんの氷に注ぐという簡単な方法です。

たくさんの氷が必要ですが、すぐに飲めるという利点があります。

温かくて美味しいお茶はロックにしても味わいを損なうことなく、キリッとした味わいになります。

2煎、3煎と温かいお茶と同じく違った味わいを楽しむことができます。

氷出し

茶葉から旨みだけを引き出したような味わいになります。

良質なお茶ほど氷出しにすると旨みが引き立ちます。

たくさんの氷と、氷が溶けるまでの時間が必要ですが、格別の美味しさがあります。

和紅茶も緑茶と同様に冷茶を作ることができます。

和紅茶は水出しにすると、酸味を感じたり、重たい味わいになることがあります。

和紅茶、ほうじ茶、烏龍茶を冷茶にする場合は、熱湯でいれたお茶を冷ます方法をおすすめします。

宵越しのお茶は飲むな

昔から「宵越しのお茶は飲むな」と言います。

お茶に含まれるカテキン類は殺菌力がありますが、時間を置くと水分に溶けだし、茶殻には水に溶けないたんぱく質がに残り腐敗していきます。

夏場は飲み残しがないよう飲みきれる量をこまめにいれるように心がけましょう。

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